バレル研磨、バフ研磨、ブラスト、メッキなど金属の表面処理を1個から承ります

SCHILKE トロンボーン用 マウスピースの研磨

マウスピースの研磨前の状態

研磨前のマウスピース

Schilke(シルキー)製トロンボーン用のマウスピースです。研磨前の状態は銀メッキが部分的に剥がれてしまっており地金であろう真鍮色の金属が見えてしまっています。摩耗によるメッキの削れや小さい打跡のようなものからメッキが剥がれた部分が混在しています。

通常マウスピースの寿命は2年程度だそうです。理由は使用による摩耗で吹き心地が変わるとの事ですが、こちらは再研磨、再メッキをします。

研磨前のトロンボーン用マウスピース

まずはすべてのメッキ部分を剥がす為と、細かい傷を消す為にバフ研磨をします。楽器のマウスピースですのであまり削りすぎると使用感が変わってしまうので、できるだけ角が落ちないよう、削りすぎによる変形が起こらないように研磨していきます。

触った感じは滑らかさがなく、どちらかというとザラザラした感じに近い表面です。

バフ研磨によるメッキ落とし

部分的に剥げたメッキを落としました

バフでメッキを落とした状態です。バフ研磨は1工程ではなく複数のバフを付け替えて、状態に合わせて研磨しています。吹き口の部分は小さいバフで可能な限り磨いています。
吹き口周辺にあったラインはメッキの剥がれによるもので、研磨により消えてしまっています。

研磨後のマウスピース

全体的に滑らかになるよう磨きました。メッキを落とし小傷を落とす工程と、全体的な肌感を整える工程、艶を出す工程とバフの種類や大きさを変えながら磨いていきます。

研磨したての状態が上の画像です。見た目はこのまま使用できそうに感じますが、再メッキをしないとすぐに変色が発生してしまいます。

金メッキ仕上げ

24金メッキ仕上げをしたマウスピース

楽器のマウスピースには銀メッキと金メッキがあります。ご依頼のマウスピースは銀メッキ仕上げでしたが、仕上げは金メッキでとのご要望でした。全体を金メッキでコーティングする事で表面が安定し、変色が起こりにくくなります。また傷も研磨しただけの状態よりは入りにくくなっています。

金メッキ仕上げSCHILKE トロンボーン用 マウスピース

写真は金メッキですが、もちろん銀メッキ仕上げにする事も可能です。仕上げを金にするか銀するかの違いは音色や吹奏感、口当たりの違いがあるようです。またこちらは一般的な厚みで施してありますが、極厚メッキなど特殊な仕上げも可能です。

このような楽器やマウスピースの再研磨は形状や材質により、バフが届かない場合や、部分的に研磨ができない場合などがあります。まずはお気軽にご相談ください。

修理にかかった費用

バフ研磨   3,300円(消費税込)

メッキ    7,700円(消費税込)

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